予防医療

当院が取り組む主な予防医療

ワクチン療法(発病を抑える予防接種)

幼少期のワクチン

  • 麻疹(はしか)
  • 風疹
  • 日本脳炎
  • 水痘(水ぼうそう)
  • 流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)
  • 2種混合
  • 3種混合

その他のワクチン

  • A型肝炎
  • B型肝炎
  • 肺炎球菌(大人用、小児用)
  • インフルエンザ菌(ヒブワクチン)
  • HPVワクチン(子宮頸がん予防)
  • 破傷風

ワクチンの接種間隔について

  主なもの 接種間隔
生ワクチン
  • ポリオ
  • 水痘
  • BCG
  • おたふく
  • MR(風疹・麻疹混合)
接種後、4週間以上あけて、次のワクチンを接種する
不活化ワクチン
  • 三種混合(百日せき・ジフテリア・破傷風)
  • 二種混合(ジフテリア・破傷風)
  • 破傷風
  • 日本脳炎
  • インフルエンザ
  • ヒブ
  • 小児肺炎球菌
接種後、1週間以上あけて、次のワクチンを接種する

禁煙指導

「たばこをやめたいけれど、なかなか…」
癌、脳梗塞、心筋梗塞の発症の大きな原因となる喫煙を中止するお手伝いをしています。
最近発売された「チャンピックス」というお薬を利用して、無理なく禁煙できるよう指導を行っています。

骨折予防

女性の寝たきりの大きな原因とされている「骨粗しょう症」は、閉経前後から徐々に進行してきます。

主な骨折部位は、手首・大腿骨頚部・腰部椎骨の3箇所です。従来から使用されています、手の指をレントゲンで撮影する方法や、かかとを用いた超音波検査法では、それらの部位を検査できません。

そこで当院では、各部位をそれぞれ独立して検査できる「DXA法骨塩測定装置」を導入し、各部位の正確な状態を把握し、病態に適した治療を実施しています。

糖尿病の合併症予防

今や国民病となった糖尿病は、単に血糖値が高くなるだけの病気ではありません。
罹病年数が長くなるほど、三大合併症を発症しやすくなってきます。

  • 神経疾患(手足のしびれだけでなく、進行すると手足を切断するほど血流が悪くなる)
  • 眼疾患(眼底の動脈が突然出血し、失明することがある)
  • 腎不全(腎臓の機能が低下し、透析治療を余儀なくされる)

これらの合併症発病予防に、近隣の眼科、整形外科の専門医と連携し、当院でも栄養士による食事指導を実施しております。

予防医学への今後の取り組み

今日、様々な感染症や癌の予防ワクチンや検査法が開発されています。
私たちは、常に新しい情報を入手し、皆様にとっておすすめの検査やワクチン、治療方法などをこれからも積極的に紹介していきたいと考えています。